人間関係

副業が必須の時代に -サラリーマン,SNS運営,動画作成を兼業-

プロフィール

年齢:31歳
性別:男性
職業:メーカー勤務(営業事務),副業としてSNS運用代行、YouTube動画編集(個人・法人向け)
趣味:ショート動画分析、AI動画編集ツールの試用、読書

自分史

私は千葉県市川市で生まれ育ちました。父は会社員、母はパート勤務。都心にも近い住宅街で、「とにかく安定した仕事に就きなさい」と言われて育ちました。子どもの頃の私は、物静かで慎重。けれど好きなことにはとことん没頭するタイプで、特に電化製品や映像機器には強く惹かれていました。秋葉原の家電量販店で父と一緒に初めてビデオカメラに触れたときの感動は、今でも心に焼き付いています。

小学校では真面目な子どもでした。目立つことは苦手でしたが、卒業文集の編集委員に選ばれて、写真を集めたり構成を考えたりする作業の中で、「裏方の面白さ」に目覚めていきました。その後、中学時代には自室で黙々と動画を編集し、ニコニコ動画にアップロードした作品が少しずつ再生数を伸ばし始めた頃、初めて「誰かに届いた」という感覚を味わいました。

高校では放課後に動画編集をするのが日課になり、SNSでの発信も始めました。文化祭ではクラス紹介映像を担当し、仲間たちが楽しむ姿を見て、「映像で人の感情を動かすこと」の楽しさを知りました。大学では経済学を学びつつ、映像研究会に所属し、夜な夜な仲間と共に編集作業に没頭。Twitterでの発信も本格化し、自分の視点や言葉に反応してくれるフォロワーの存在が、やりがいとなっていきました。

新卒でメーカーに就職したものの、どこか心の中にくすぶり続けていたのは「このままでいいのか?」という想い。平日は営業事務として堅実に働きながらも、夜や週末にはSNS運用代行やYouTube動画編集の仕事を受けるようになりました。副業の世界に足を踏み入れてみると、そこには「好きなことで誰かの役に立つ」喜びがありました。個人から法人まで、依頼者が「助かった」「またお願いしたい」と言ってくれるたび、自分のスキルに価値があると実感できました。

ある企業のSNS施策が、自分の運用した投稿をきっかけにバズり、テレビに取り上げられたときは、裏方ながらも大きな手応えを感じました。「副業=空いた時間の小遣い稼ぎ」というイメージが強い中で、私は本業と同じくらいの熱量で取り組むべきだと思っています。自分の強みを活かしながら、人の役に立つ。それが、僕の人生の軸です。目立たなくても、少しでも誰かの心を動かせたなら、それが何よりの報酬だと考えています。

インタビュー

人生一番の成功はなんですか ?

副業として請け負ったSNS運用案件で、投稿がバズり、結果的にクライアントのサービスがテレビ番組に取り上げられたことです。それまで裏方に徹してきた自分の施策が、世の中に広がって影響を与えた瞬間でした。

人生一番の成功から学んだことはなんですか ?

「小さな努力の積み重ねが、思いがけない大きな成果につながる」ということです。一つひとつの投稿、編集、言葉選び。そのすべてに意味があると、あのとき実感しました。

人生一番の失敗はなんですか ?

動画編集の副業を始めたばかりの頃、納期ギリギリまでクオリティにこだわりすぎて、クライアントとのコミュニケーションを怠ってしまったことがあります。結果的に信頼を損ねてしまいました。

人生一番の失敗から学んだことはなんですか ?

「仕事は一人で完結するものではない」ということ。納品物のクオリティはもちろん大事ですが、それ以上に「安心感」や「信頼感」を届けることのほうが重要だと気づかされました。

人生で一番大切にしている価値観はなにか ?

「誰かのために、自分の得意なことを使う」ことです。自分の中の“好き”や“強み”を、誰かの役に立てられたとき、ようやくその力が本物になると思っています。

なぜそれを人生の価値観と考えましたか ?

趣味だった動画編集が、人の役に立ち、感謝される経験を重ねる中で、「得意なことは自己満足で終わらせず、人のために使ってこそ意味がある」と心から思うようになったからです。

人生で一番大切にしている価値観をもった具体的なエピソードはなんですか ?

とある中小企業の社長さんが、SNSをどう使っていいか分からず困っていたとき、投稿設計から文章・画像作成・分析まで、すべて代行しました。最初は半信半疑だったその社長が「売上が上がった」と報告してくれたとき、裏方でも誰かの力になれる喜びを強く感じました。

これからやりたい夢や目標はなんですか ?

「副業」という枠にとらわれず、自分のスキルを活かした働き方をもっと広げていきたいです。SNS運用や動画制作の分野で、中小企業や個人の発信をサポートするような“オンラインの右腕”になれるような仕事を本格的に育てていきたいと思っています。

読者へのメッセージみなさんへのメッセージ

僕は特別な才能も派手な経歴もありません。でも、“好き”を信じて手を動かし続けてきたら、少しずつ誰かの役に立てるようになりました。今は、副業が当たり前の時代。ひとつの肩書きに縛られず、自分らしい働き方を模索していくことが大切だと思います。小さな一歩が、意外と大きな景色につながっていることもありますよ。

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