人間関係

世界を旅するカメラマン -世界中の笑顔をカメラに-

プロフィール

年齢:28歳
性別:男性
職業:カメラマン
趣味:色々な国の人と話すこと

自分史

1997年(平成9年)、僕は愛知県で父、母、姉のいる四人家族の長男として生を受けました。小さい頃からとにかく活発で、まるでカラスみたいに家中を動き回っていたそうです。特に自転車に乗るのが大好きで、近所の公園だけでは飽き足らず、地図も見ずにどこまでもペダルを漕いで冒険していました。どこにたどり着くかわからないスリルと、風を切る心地よさがたまらなかったんです。
そんなやんちゃな僕にとって、幼少期の一番の思い出は、初めて自転車で遠くまで行った日のこと。夕焼け空の下、見知らぬ場所にたどり着いた時のドキドキ感は、今でも鮮明に覚えています。この経験から、「自分の目で見て、肌で感じることの大切さ」を学んだ気がします。怖いもの知らずで飛び出したからこそ、新しい発見があった。今の僕が世界を旅する原点なのかもしれません。
小学校に入ると、少しは落ち着きが出てきたものの、相変わらず好奇心は旺盛でした。友達と探検ごっこをしたり、秘密基地を作ったり、みんなでワイワイ過ごすのが楽しかった。一方で、一人で図書館にこもり、世界各地の写真集を眺める時間も大切にしていました。
小学生時代の一番の思い出は、林間学校で見た満点の星空です。街の光が全くない場所で見る星は、本当に吸い込まれそうなくらい綺麗で、「世界はなんて広いんだろう」と強く感じました。
第二章:カメラに夢中になった思春期、そして旅への憧れ(13歳~22歳)
中学生になると、いわゆる思春期ってやつを迎え、少しひねくれた時期もありました(笑)。でも、根は真面目だったと思います。そんな中、写真部に入部し、カメラの世界に足を踏み入れました。ファインダーを通して見る世界は、今まで何気なく見ていたものとは全く違って見え、夢中になりました。初めて自分の撮った写真が文化祭で展示された時の喜びは、今でも忘れられません。「自分の表現が誰かに届く」という感覚を初めて味わった瞬間でした。この経験から、「一つのことに熱中することの面白さ」を知りました。
高校時代は、さらに写真部の活動に熱が入りました。学校が終わるといつも暗室にこもり、 撮影技術を磨くのが楽しくて仕方ありませんでした。クラスでは物静かな方だったかもしれませんが、自分の好きなことに没頭する時間は何よりも大切でした。写真部の仲間と行った合宿は、夜遅くまで語り合ったり、朝焼けをみんなで撮影したりと、本当にかけがえのない思い出です。「好きなことをとことん追求することの大切さ」を学んだ高校時代でした。
大学に進学してからは、写真部だけでなく、色んなサークルに顔を出し、様々な価値観を持つ人々と交流するのが楽しくなりました。古着屋でアルバイトを始めたのもこの頃です。そこで出会った個性的な人たちとの会話は、僕にとって新鮮で刺激的でした。そして、この頃から海外への憧れが強くなっていきました。
大学時代の一番の思い出は、初めて一人でバックパックを背負って東南アジアを旅したことです。言葉も文化も違う人たちとの出会いは、僕の価値観を大きく揺さぶりました。特に、そこで出会った人々の笑顔は、僕の心に深く刻まれ、「世界中の人々の笑顔を写真に撮りたい」という強い思いが芽生えたのです。この旅を通して、「多様な価値観に触れることの重要性」を学びました。
第三章:笑顔を求めて世界へ、そして現在(23歳~現在)
大学卒業後、僕はアルバイトとカメラマンの仕事をしながら、ひたすら旅の資金を貯める生活を始めました。「世界中の笑顔を撮る」という明確な目標があったから、どんなに大変でも頑張ることができました。
そして、資金が貯まると 長期海外旅行へ。様々な国を訪れ、そこで出会った人々の飾らない笑顔をカメラに収めてきました。言葉が通じなくても、笑顔は世界共通のコミュニケーションツールだと実感しました。初めて長期海外旅行から帰ってきて、自分の撮った写真を見た時の感動は忘れられません。色とりどりの笑顔が そこにはにあり、自分の追い求めていたものはこれだと確信しました。この経験から、「目標を持つことの力強さ」を学びました。
社会人になってからも、僕の生活は基本的に変わりません。旅に出て、人々の笑顔を撮り、資金がなくなったら日本に戻ってきて仕事をする。その繰り返しです。色々な国で、本当に様々な人々と出会いました。紛争や貧困といった厳しい状況の中でも、力強く生きている人々の笑顔は、特に心に突き刺さるものがあります。
人生において一番の思い出を選ぶのは難しいですが、やはり初めて海外で人々の笑顔を撮った時の感動は特別です。あの時感じた喜びと、これから自分が何をすべきかという確信は、今の僕の原動力になっています。
僕にとって大切な価値観は、「好奇心」と「行動力」、そして「人を大切にする気持ち」です。好奇心があるからこそ新しい世界に飛び込める。行動力があるからこそ、その好奇心を形にできる。そして、人を大切にする気持ちがあるからこそ、旅先で温かい出会いがあるのだと思っています。
憧れの人物は、特定の誰かというより、世界各地で出会った、困難な状況でも笑顔を絶やさずに生きている人たち全員です。彼らの強さ、優しさ、そして生きる力は、僕にとって何よりも刺激になります。彼らの笑顔を写真に残すことで、少しでも多くの人に何かを感じてもらえたら、それが僕の願いです。
これからも僕は、カメラを手に、世界中の人々の笑顔を探す旅を続けていくでしょう。その笑顔の中にこそ、生きる喜びや希望、そして未来へのメッセージが詰まっていると信じているからです。

インタビュー

人生一番の成功はなんですか ?

成功の定義にもよると思うんだけど、俺が一番「やってよかった!」と思えるのは、やっぱり写真を通して世界中の人々の笑顔を捉え、それを誰かと共有できた時かな。言葉が通じなくても、一枚の写真が人の心を動かす瞬間を見た時、本当にこの仕事をやっていて良かったと感じるんだ。特に、厳しい環境で生きる人々の、力強い笑顔を撮れた時は、何よりも達成感があるね。彼らの笑顔は、生きる希望や勇気に満ち溢れていて、それを見る人に何かを与えられる力を持っていると思うんだ。

人生一番の成功から学んだことはなんですか ?

「情熱と行動力があれば、言葉や文化の壁を超えることができる」ということかな。最初は言葉も通じない国で、どうやってコミュニケーションを取ったらいいかわからなかった。でも、「彼らの笑顔を撮りたい」っていう強い情熱を持って、積極的に話しかけたり、身振り手振りで伝えようとしたりするうちに、少しずつ心を通わせることができたんだ。そして、そのために実際に行動することの大切さを学んだ。頭で考えているだけじゃ何も始まらないからね。

人生一番の失敗はなんですか ?

失敗と捉えるかどうかは微妙だけど、過去に一度、旅の資金が底をつきかけて、本当に困ったことがあったんだ。見通しが甘くて、計画性が足りなかったんだよね。現地の物価をきちんと調べていなかったり、予期せぬ出費が重なったりして。

人生一番の失敗から学んだことはなんですか ?

計画性と危機管理の重要性」だね。もちろん、旅には予期せぬ出来事がつきものだけど、ある程度の準備はやっぱり大切だって痛感したよ。それからは、資金計画をしっかり立てるようになったし、もしもの時のための 予備資金も持つようにしている。あと、色んな人に話を聞いて、事前に情報を集めることも大事だって学んだね。

人生で一番大切にしている価値観はなにか ?

やっぱり「好奇心」かな。

なぜそれを人生の価値観と考えましたか ?

小さい頃からそうだったんだけど、僕は知らないことや見たことのないものに、すごく惹かれるんだ。その好奇心のおかげで、色んな場所に旅に出ることができたし、色んな人と出会うことができた。カメラを始めたのも、世界の人々の笑顔を撮りたいと思ったのも、全てはこの好奇心があったからこそだと思う。好奇心は、僕の人生を常に新しい方向へ導いてくれるエンジンみたいなものなんだ。

人生で一番大切にしている価値観をもった具体的なエピソードはなんですか ?

初めて長期海外旅行に出た時、言葉も文化も全く違う国で、最初は戸惑うことばかりだったんだ。どうやってコミュニケーションを取ったらいいのか、何が正しいのかもわからなかった。でも、そんな時でも「この国の人たちはどんな暮らしをしているんだろう?」「どんな笑顔を見せてくれるんだろう?」っていう好奇心が、僕を前に進ませてくれたんだ。積極的に人に話しかけたり、現地の生活に飛び込んでみたりするうちに、言葉の壁を越えて、たくさんの温かい出会いがあった。もしあの時、好奇心がなかったら、きっとすぐに諦めて帰ってきていたと思う。あの旅の経験が、今の僕の生き方を決定づけたと言っても過言じゃないんだ。

これからやりたい夢や目標はなんですか ?

これからも世界中の人々の笑顔を撮り続けるのはもちろんなんだけど、いつか自分の撮った写真をまとめた写真集を出したいと思っているんだ。そして、写真展を開いて、多くの人に世界各地の笑顔を届けたい。それを見ることで、少しでも心が温かくなったり、何かを感じてもらえたりしたら、本当に嬉しいな。あとは、まだ訪れたことのない国にもたくさん行って、もっともっと色んな人々の笑顔に出会いたいね。

読者へのメッセージみなさんへのメッセージ

もし今、何かやりたいことがあるなら、難しく考えずに、まずは一歩踏み出してみてほしい。失敗を恐れずに、自分の好奇心を信じて行動することが、きっと新しい発見や喜びにつながるはずだよ。世界は広くて、色んな価値観を持った人がいる。自分の目で見て、肌で感じて、色んな人と話すことで、きっと人生はもっと豊かになると思う。そして、どんな時も笑顔を忘れずに!君の笑顔も、誰かの心を温かくする力を持っているから。さあ、一緒に面白い世界を見に行こう!

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